斉藤孝 著の「15分あれば喫茶店に入りなさい。」を読みました。
- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2010/09
- メディア: 単行本
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なぜこの本を読もうと思ったかというと、
僕は社会人になって学生時代と比べてカフェを利用する機会が多くなったのですが
その時にすることといえばコーヒーを啜りながら読書をすることが多いです。たまに書類を書いたりしますが。
そんな空間を他の方はどのように利用しているかが気になったということと、
なぜ「15分」という時間に意味をもたせたのか気になり読んでみました。
斉藤孝さんは大学で講義を持たれておりテレビでもちらほら見かける方です。
本書では以下のようなことが書かれていました。
・カフェでタスクをやることのメリット
・タスクを15分刻みで進める理由
タイトルからそのままのことですが笑
読んでいてドキッとしたことがありました。
斉藤さんはカフェでインターネットを利用することはほとんどないそうです。
理由として、インターネットは水平思考を促すからだといっていました。
インターネットで検索すれば数多くの情報を得ることができます。
しかし情報を次から次へと読み進めてしまうと、考えも横にスライドしてしまい、
垂直に思考が深まらないためです。
上記はカフェに限ったことでは無いですが、
確かに僕もインターネットで調べ物をしているときは物事の表面だけを知ることで
あたかもすべてを知った気になっている節があるので気をつけたいと思います。
垂直方向の思考を深めるためにオススメするのは、
見識を持った人が書いた本を読むことでした。
体系的にまとめてあるからです。
僕が知りたかった内容とはちょっと違いましたが、
別の発見ができたのでそれはそれで良しでした。
また、僕もやらなければならないことがあるけどなかなか気分が乗らない時はカフェを利用しますが
何故か気持ちの切り替えができて作業の進み具合が良くなる気がします。なぜでしょう。
お金を支払ってスペースを借りていることも要因の一つでしょうかね。