- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2003/11/21
- メディア: DVD
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まずはじめに気になったのがタイトルの"ブラジル”ってところですが、
これは舞台がブラジル(国名)とかではなくて、
主題歌の「ブラジルの水彩画」に由来しているそうです。
また、2ちゃんねるの検索エンジンを提供している"未来検索ブラジル”の社名は本作品に由来しているとのこと。
どうしてIT会社の社名に影響しているかというと、
本作品が近い未来の全てが情報統制された社会がモチーフになっており、
IT会社として情報化社会のあり方を考える必要性を社名に持たせたんでしょうかね。
スタンリー・キューブリックを思わせる作風だなと。
空想癖な主人公をもってして非現実的な作品であり、
ラストもハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは視聴者の捉え方次第の作品だなという印象でした。
ブラックユーモアたっぷりなコメディ要素が強くミュートで映像だけ見ていても十分楽しめそうです。
最後に、この作品の監督であるテリー・ギリアムさんは元々はモンティ・パイソンのメンバーだそうです。
僕はモンティ・パイソンは観たことないのですがせっかくなので観てみたいと思いました。