沢尻エリカ主演「ヘルタースケルター」を観た

２，３年前に話題になった沢尻エリカ主演の「ヘルタースケルター」を観ました。

ヘルタースケルター スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

ちょうどエリカ様の「別に」発言があり、しばらくしてからこの映画が撮影されたハズ？です。
そんなバックグラウンドもあってか、演じる本人の気持ちを読み取るように観ていました。

原作は岡崎京子さんの「ヘルタースケルター」という漫画です。
僕はこの原作を読んでいないのでどの程度原作と違いがあるかはわからないのですが、
日常の中の非日常を描く感じが、とてもサブカルごころをくすぐるんでしょうね。
終盤のエリカ様演じる「りりこ」が謝罪会見で自分の眼にナイフを突き刺すシーンはそれを象徴していた気がします。

僕はこの映画を観ていてちょっと園子温映画に似ている気がしました。
自分の周りを巻き込み精神的・肉体的に破壊してく様や、
映画の途中で流れる音楽の使い方、
例えばオーケストラ音楽を大音量で使ったり、子供が歌ううたを入れるタイミングが似ていたので
園子温映画を彷彿させられたのでしょう。

漫画が元になっているので最後はまとまっていましたが、
次観るときはエリカ様の裸を見たいと思った時になりそうです。

最後エンディングでアユの曲が流れた時はニヤけました。